Twitter社会論

Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)

最近、めっきり「twitter」にはまってしまったこともあり、
津田大介氏の上記の著書を読んでみました。
読む前は、あまり内容については期待していなかったのですが、
twitterが生まれた経緯や執筆時点での使われ方、著者の考察などが
丁寧に書かれており、興味深く読みました。

twitterはとてもシンプルな機能であり、
リアルタイムなコミュニケーションが可能である基盤であること。
ただし、自分で使ってみて思いますが、140文字に「つぶやく」
ってことは、簡単なようでとても奥が深いように思います。
というのも、「自分」というのが如実に現れてしまうからだと思います。

著書の最後に掲載されている勝間氏との対談の中でも
言及されていましたが、本人自体がリアルの世界で「おもしろくない」と、
twitterでの「つぶやき」も面白いものにはならず、
それが「フォロワーの数」として如実に現れてくるということ。

自己満足のためだけに使っている人は、ほとんどいないと
思われますし、やはり人と相互にコミュニケーションするツール
として使うんだと思いますが、リアルの世界での自分の面白さみたい
なのが如実に現れてしまう。なので、限りなくリアルに近い
メディアだなーと感じます。

そういった意味でも、政治家や著名人の「ひととなり」が
とてもリアルに、身近に感じられるツールなので、
おもしろいなぁと。

おもしろい「つぶやき」をできるように、
リアルの世界で精進せねば!と思ったのでした。


Posted on 1月 14, 2010 at 12:14 AM by shinopy1 · Permalink
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