スギハラチウネ

第二次世界大戦中に多くのユダヤ人を命のビザで救ったという外交官・杉原千畝の映画「スギハラチウネ」が、昨年末より公開されています。当時は日本政府の意向に沿わずに独断でビザを発行したとのことであり、日本では全く日の目を見ていない形ではありますが、イスラエルで賞をもらうなど、国際的に見るととても賞賛に値する勇気ある行動をした知る人ぞ知る人物となっています。

昨年私もリトアニアに行く機会があり、彼の存在は知っていたのですが、この映画を見て、彼の勇気ある行動、そして諜報員としての有能さに感動しました。主演の唐沢寿明さんの演技も素晴らしくて、涙なしには見れませんでした。

映画の公式サイトには資料館もあり、とても勉強になります。

映画を見た後に、その歴史や背景をさらに学びたくなり、以下の本を読みました。

諜報の天才 杉原千畝(新潮選書)
諜報の天才 杉原千畝(新潮選書)

この本も素晴らしく、外交官としての杉原千畝の素晴らしさをとてもわかりやすく理解することができます。やはりグローバルにビジネスをしたり、旅行をしたりする中で、その国の歴史を知ることはとても大切だし、自分たちとその国の関係を知っておくということは物事を立体的に捉える上でもとても大切なことだなーと思いました。

Posted on 1月 17, 2016 at 11:07 PM by shinopy1 · Permalink
In: 映画/テレビ